レポート
まちづくりセミナー2011
第6回講演録 講師:コグレマサト氏 ブロガー
2011/01/21第6回 平成24年1月21日
演 題 「マキコミの技術 ソーシャルメディアとまちづくり」
講 師 コグレマサト ブロガー
こんにちは、はじめまして、コグレマサトと申します。
今日は「マキコミの技術」という本を、2010年に出した本ですが、それを読んでいただいて、呼んでいただいたということです。今日はその、話をさせていただきます。
朝あったトラブルについて
今朝、午前中に富山に来たのですが、大変なことがありまして、朝、浦和駅に着いたら、王子駅前の火災で、電車が全部止まっていまして、新幹線の時間に間に合わないと思って、一旦家に戻って、父の車で大宮まで送ってもらったのですが、ツイートしていたら、王子駅の燃えている写真とか、路線の運行状況だとか、新聞ニュースなどいろいろ教えていただいて、最近はソーシャルメディアもいろいろ広がっていますが、まだまだ、ツイッターも面白いなと思いました。
結果的には、もう一本後の新幹線でも間に合ったのですが、なんとか、1分前に着いて間に合ったのですが、その最中に、顔見知りの居酒屋のマスターがツイッターでいろいろごちゃごちゃ話しかけてくるのですが、面倒なので適当に絵文字でごまかしていたら、「何で私だけ絵文字なのか」とも言われましたが、まあ、丁度良い話の枕ができました。
では、これから、話しをはじめますが、ひとつだけお願いがありまして、顔写真NGとさせていただいておりますので、よろしくお願いします。
まちづくりセミナーについて
さて、今回のセミナー6回全部来ておられる方はどのくらいおられますか?(10数名程度が挙手)
すごいですね、このセミナーは大学教授やテレビの有名人など多彩な講師が並んでおられますが、その最後の顔写真がなんでアイコンなのかとお思いでしょうが、しかも、職業が「ブロガー」ということで、皆さんの頭の中には[?]が飛び回っているでしょうから、改めて自己紹介します。
私は「ネタフル」というブログをやっておりまして、ツイッターは「@kogure」でやってまして、基本的には、ネット、パソコン、浦和、子育てなど、自分で興味のあるものは何でも書いています。アルファーブロガーコンテストでは、2004年2006年に選出してもらいました。後は「おねだりボーイズ」というブロガーユニットもやっていますし、本も書いています。ただ、基本はブログを書くだけで家族4人が生活しています。
顔出しをしていないので、もっと眼鏡をかけた神経質そうな感じの人だと想像される方もおられるようですが、ごらんのとおり温厚です。
こちらが、最近1月16日に更新したブログです。これが「マキコミの技術」という本です。今日は、ありがたいことに、本を売ってもらって買っていただいた方には、スタンプを押させていただきたいと思います。
いろいろブログを書いていると、ありがたいことに、浦和レッヅマガジンという雑誌があって、コラムを書かないかと誘っていただいて、ここ1年ほど、書いています。
ソーシャルメディアとまちづくり富山編
さて、それでは本題に入ります。ソーシャルメディアとまちづくり富山編です。
マキコミの技術なので、どんな風に巻き込むかというお話です。
ちょっとお伺いしますが、この中にブログを書いている方はどのくらいおられますか。
思いのほか少ないですね。
じゃあ、ツイッターはどうですか。
あっ、多いですね。
では、フェイスブックはどうですか。
あっ、これも多いですね。
じゃあ、グーグルプラスをやっている人は。
これは、ブログと同じくらいですね。ありがとうございます。
自己紹介
さっき、自己紹介をしましたが、
ネタフルを知らない方がほとんどだと思いますので、その紹介から始めます。
私がインターネットを始めたのは、1995年です。1997年からは、Macに関するメールマガジンをやっていて、そのころは、将来、メールマガジンで食べていけたら良いなと思っていたのですが、そういう夢は叶わず、2003年にブログを始めました。これが大きなきっかけでした。
2004年にブロガーのオフ会がありまして、渋谷に50人位のブロガーが集まって、そこで出会った人たちと「おねだりボーイズ」というものを結成しまして、これが何をしていたかというと、口コミマーケティングの実験をしていました。具体的には、企業側にこの製品を欲しいとか使いたいとかおねだりして、企業側がOKしてくれて、試してみてブログに書くというものです。
ただし、ちょっと偉そうですが、気に入らないものは、使わないし、書かないというスタンスで、ステルスマーケティングが怖かったんで、自分たちの嫌なことはやりませんとしていたのが、このおねだりボーイズです。
これも、もともと、ヤフーがカップラーメンを投票で作っているのがありますが、それに呼ばれまして、ガイアの夜明けも取材に来て、楽しみにしていたら、自分たちは全くテレビに映らなくて、悔しくてもっと上手にやろうとして「おねだりボーイズ」を作りました。
結果的に、日経産業新聞の1面にこういうグループがいるということで紹介されたりしました。
このメンバーに、ジェットダイスケというメンバーがいて、彼は富山出身で、今、富山にいるらしくて、セミナーいつやるの?とツイッターできて、今からというと、ダメだったようですが、この、ビデオブロガーのジェットダイスケは、結構有名で、小学生や中学生のファンもいますが、もともとはサラリーマンで、どうなるものかも分からずに、とにかく、ユーチューブに動画をアップし続けていたら、世界的に有名になってしまいました。続けるのが大事ということですね。
2006年には、サラリーマンを辞め、2007年に「クチコミの技術」という本を書きました。
2007年にツイッターを始めましたが、最初はこれの何が面白いのだろうと、ユーザー登録だけしてやめちゃったのですが、それからしばらくして、ユーザーがどんどん増えてきて、何かつぶやくと返事が来るようになり、だんだん面白くなりました。
最初にツイッターが凄いなと思ったのは、2007年の春に、渋谷で温泉施設みたいなものが爆発したことがありましたが、その時に、爆発直後にツイッターに「今、爆発音が聞こえた。」というつぶやきが流れ、「今、渋谷の松涛にいるのだけど、目の前で爆発が起こっている。」というのが、テレビのニュース速報より先に流れるのが、すごいなと思ったのが最初です。
2010年「マキコミの技術」という本を書いて、ソーシャルメディアによって、いろんな人たちの距離が近くなってきたというお話しです。僕のネット人生のターニングポイントとなっているのが、ブログとツイッターになります。
マキコミに大事なこと
マキコミに大事なことですが、
一つは、こつこつ継続すること。
二つは、ギブアンドギブ。
三つに、一歩前に踏み出す。
四つに、結果的
という4つのキーワードを頭において聞いていただくと幸いです。
そもそもマキコミというのは、一方通行の情報発信ではなく、あのお店美味しいよね。行っちゃいました。あの商品凄いよね。買っちゃいました。セミナー開催します。参加します。というように、ネットをきっかけに何かを一緒にするということがマキコミだと思っていただいて結構です。
どうしたら、マキコミができるかということなのですが、実際におこっているのが、ソーシャルメディアの世界です。わかりやすくいうと、ソーシャルメディアというのは、自分の写し鏡なのです。ツイッターやフェイスブックが面白くないと言われる方もよくおられますが、それは、あなた自身の繋がっている人たちが面白くないのではないですかという話をします。
愚痴ばかり言っている人の回りには愚痴ばかりの人が集まると言われます。
もちろん、良いことを言っている人の周りにはそういう人が集まりますし、ポジティブな人の周りにはポジティブな人が集まるという傾向にあると思います。
大事なのは、自分が何者かを、適度にあるがままにさらけ出すことです。逆に、ツイッターなどで、自分を飾ろうとしても、メッキはやがて剥がれてしまいます。最初から、あるがままの自分の方が楽ですし、結果も良いと思います。また、そのときに大事なのが、「ギブアンドギブ」と「一歩前に踏み出す」ということです。
ギブ&ギブ
「ギブアンドギブ」は何のことかというと、ブログを書き続けましょう、ツイッターでつぶやき続けましょう、情報を出し続けましょうということなのですが、何かを出す代わりに見返りを期待する、例えば、この記事をブログに書いたら商品が売れるんじゃないかとか、この情報を出したら誰かが何か言ってくれるんじゃないかとか、そういう見返りを期待しないことが大事です。
あくまでも、自分のお勧めの情報を出し続ける。ギブしてギブして、ギブし続けるとやがて気付いたら何か良いことが帰ってきていた・・・というのがインターネットの良さなのかなと思っています。
一歩前に踏み出す
「一歩前に踏み出す」ですが、ツイッターでもなんでもそうですが、見ているだけでは何も帰ってこないですよね。もし、ネットから受け取りたいと思ったら、自ら参加しないと、あなたがそこにいることもわかりません。
ブログでもツイッターでも有名なブロガーさんに出してみる、返事は返ってこないかも知れないけど、そういうことを続けていると、何かが動くかもしれません。
「炎上」が怖いという方もおられますが、基本的にソーシャルメディアは先程も言いましたが自分の写し鏡ですので、ネットで炎上する人は、リアル生活でも炎上しやすいのではないかと思います。ですから、実生活で炎上しない人は、ソーシャルメディアでも炎上はしないと思います。
ただ、ソーシャルメディアはコントロールできないので、気をつけるべきところは気をつけないといけません。
こつこつ継続すること
その場の流儀に従い、耳を傾け、会話に加わりましょう。すごくあたりまえのことですが、これをちゃんと出来ると、ソーシャルメディアをより楽しむことが出来ます。
こういうことを気をつけながら、こつこつ続けることです。
ネットで一番大事だと僕が思っているのが、この、こつこつ続けることだと思います。
メルマガをはじめたのが97年で、当時日刊でやっていたのですが、単純に好きで、なんとかならないかなあと思って続けていて、結局、何とかなったのは2006年ですから、10年かかりました。で、諦めずにこつこつ続けていると良いことがあるのだなと身にしみて実感しました。
僕の周りでも、30歳位のブロガーがすごく元気ですが、彼らも毎日コツコツと続けています。
僕の場合、もしもソーシャルメディアが無かったら、こんなに友達が多く無かっただろうし、本も書かなかっただろうし、飲み会もこんなに無かったと思います。僕の場合ではありませんが、ネットのオフ会を通じて彼女ができたとか、結婚したとかいう実例も結構あります。
マキコミの事例①:ハイボール
ここからは、マキコミの実例をご紹介します。
今は、ハイボールが人気ですが、この人気の発端はネットでした。
サントリーが山梨の白州の蒸留所にブロガーを案内してくれて、それをブログに書いてもらいたいという企画があったのです。僕も参加して、蒸留所を案内してもらい、写真を撮ったりしていたのですが、お楽しみの試飲会になりました。
ウイスキーはいろいろな飲み方しますが、ロック、ストレートなどの飲み方を6種類位紹介してもらって最後にハイボールの飲み方が紹介されたのですが、すごいハイボールの飲み方を紹介しますと言われて、何だろうと興味を持って聞いていたら、その通りの作り方をしたら、ものすごく美味しいのです。
それまで、居酒屋などでウイスキーは全く飲まなかったのに、すごく美味しいハイボールに出会って、帰りのバスの中で、なんとかハイボールを盛り上げようという話になりました。
あまりに美味しかったので、ブログにハイボール・ハイボールと書いていました。
サントリーの人達もブロガーがハイボールに食いつくとは思って無かったようでしたが、だんだん、その気になってきて、おねだりボーイズの3周年記念で、サントリーと共催でハイボールナイトというものを銀座で開催しました。小雪のCMが始まる半年前くらいです。
もちろん、ブロガーだけが原因ではないのですが、ひとつのきっかけになったことは確かです。
サントリーはネットの取り組みが大好きです。
日産もティーダブログを延長・延長で6年続けられました。熱心な会社です。
マキコミの事例②:六本木の「豚組しゃぶ庵」
次に、これは「豚組しゃぶ庵」という六本木にあるお店です。
このお店を、知人の紹介で行ったのが2008年の2月頃です。当時はツイッターをやっている人は多くはなかったのですが、場所が六本木ということで、六本木はヤフーとかIT系の会社が集まっているので、ツイッターをやっている人も結構いたのですが、六本木周辺でツイートしている「ヒトシ」という人がいたのですが、この「ヒトシ」って誰なんだと思っていたら、この、「豚組しゃぶ庵」のオーナーでした。
この人は、結局、ツイッターでお店の予約まで受け付けるとこまでいきました。普通なら、電話やメールでお願いするところなのですが、ヒトシさんはツイッターで全て処理していました。
お店に行くと、ひとしさんがサービスしてくれて、当然人気が出て、一時は「豚組Now」がしょっちゅう流れていました。IT関係ではイベントをすることがよくあるのですが、豚組の広い部屋でイベントをするとき、プロジエクターがあると良いなとかWiFiがあると良いなとかいうと、ちゃんと準備してくれるんです。そうすると、みんなどんどんイベントをやるようになるんです。
そして、ノウハウもおしげもなく全てネットで公開して、それがものすごく話題になって、本を書いたりどんどん変わってきています。どういうことだったかというと、面白いことに率先して取り組んで、お客さんのニーズに対応し続けて、ギブアンドギブですね。
マキコミの事例③:浦和の和浦酒場
次の事例です。
これは、先ほど少し紹介した、浦和の和浦酒場2号店です。去年4周年記念でハイボールを1杯40円で提供すると聞いたので、面白いなと思って、先に4000円払うので、誰かきたら100人に1杯ずつ出して欲しいと頼みました。
そういう提案したら、見事に4日間で売り切れました。僕が、ツイッターで、ハイボールおごりますというと、じゃあ行きますとか、今、和浦酒場にいますとか、そういうツイートが来て、浦和酒場が一歩踏み出してくれたということです。
最後に、僕自身の話になりますが、こうやってセミナーで話させていただくとか、書籍を書かせていただくとか、最初からそうなりたいと思ってブログを書いていたわけじゃないのですが、結果的にこういう状況になったわけです。ソーシャルメディアの世界は、結果的にそうなったというのが多くて、さっきのハイボールもそうですが、最初からハイボールを売ってやろうと思ってしかけていた訳じゃないです。豚組も和浦酒場もみんなそうです。いろんなことをやるなかで、結果的にお客さんがくるようになっています。
皆さん、紅白見ながらツイッターってされますかね。僕は最近はそれが面白いと思っています。
というのは、変にいろいろな情報に詳しくて、いろいろな情報が流れてきて、副音声の解説を聞いているような感じです。つまり、着地点はメールの
ソーシャルメディアで注意すること
さて、ソーシャルメディアで、注意すること。
第1は、「情報は出しての所に戻ってくる。」ということです。ブログを書くとか、ツイッターをするとか、なるべく頻繁に。そして、変な下心を持たないで、これは受けるだろうとか思わないで書くことが大事です。自分の情報の価値の判断は相手に委ねることです。
また、アクセス解析ですが、僕は「浦和」とか「ネタフル」とかの言葉で検索して、どんな話がされているとか、自分のブログがどのように評価されているのか、調べています。
第2は、「すべての情報は公開されている。」ということです。知り合いしか見てないだろうと思っていても、そんなことはありません。最近では、未成年の大学生が飲酒運転の事実を書いたり、カンニングしましたと書いたりして、度重なる炎上を起こして大学を辞めざる得なくなったりしていますが、あれも、飲酒運転とかカンニングをキーワードにして検索している人間がいて、引っかかったら炎上させてやろうと待ち構えているわけです。
ですから、すべて公開されているということを意識して、誰かに見られて困ることは絶対に書かないことです。また、一人暮らしで、「出かけています。」と書けば家は留守だとバレますし、女性の一人暮らしなんかで、「模様替えしました。」と書くと、GPSの位置情報がくっついているので、自宅がバレちゃいます。気をつけていただいた方が良いかと思います。
マキコミに関する動画
ではこれからマキコミに関する動画を見てもらいます。
この動画は、言葉はわるいですが、最初に何かを始めるバカがいる。そして、それが多くの人を巻き込んで成功したとき、最初に始めた人ばかりを評価するが、それは過大評価ではないかと言っています。一人のバカがいたら、それについていく二人目のフォロワーが大事なんじゃないかという話です。すごいことをしている孤独なバカを見つけたら、立ちあがって参加する最初の人間になる勇気を持ってください。すごく大事なことです。僕自身は最初のバカなのですが、それをフォローしてくれる人間がいて、本を書かせてくれたりするわけです。
実は、マキコム事と同じくらいマキコマレル事も大事だということです。
さて、最近、ブログが再評価されています。
ブログをしっかり書こうという人が増えています。フローとストックという言い方をしますが、その意識が大事です。ツイッターだと流れていってしまいますが、ブログはしっかり残ります。その違いをうまく使いこなすことが大事です。
地域の話し:浦和
話は飛びますが、浦和の話をさせてください。
合併でさいたま市になりましたが、僕は「浦和」を使っています。東京都心にも意外に近く、通勤で東京に通っている人も多く、浦和レッズ以外は何も無いような街です。しかし、意外に住みよくて、街はコンパクトにまとまっています。
浦和ツイートアップというのをやってみたら、たくさんの人が集まってきて、お店の人もたくさん参加していて、お店の予約とかいろいろな案内とかツイッターでしてくれるのですが、それはお店とツイッターしているのではなく、お店の特定の人とツイッターしているので、すごく親近感がわいて、街が繋がります。
さいたま観光コンベンションビューローという団体の方で、ツイッターをされている人がいて、その方から誘われて、さいたま市内をブロガー4人で案内してもらったことがありますが、地元でも知らないことがたくさんあって、面白かったです。さいたまに盆栽博物館というのがあって、盆栽アプリというものを作りました。市長もツイッターをやっていて、大変身近に感じることができます。地震で避難されてきた方にも、浦和ツイートアップで呼びかけてボランティアをしたりしています。
こんなことを続けていると、地元の人達がゆるく繋がっていることが実感できます。
地域の話し:福井
さて、以前、福井に呼んでいただいて、講演をしたことがあるのですが、僕は、福井はITに強い街だと思っていました。なぜかというと、東京とかのIT関係者を呼んで講演をしていることが多くて、それで、そう思っていました。ところが、聞いたらそう思われるために、有名なIT関係者を呼んでいたそうです。マーケティングだったんです。
僕は、すっかり、信じていました、
地域の話し:八戸
次は、八戸です。八戸はセメント工場が多くて、そんなところを見て回りました。
団地写真家の大山さんという方と一緒にいったときに、大山さんがこれから町を見て回りたいといったら、八戸の人が、「八戸は何も無いですよ。」といって、それに対して大山さんが、「何も無い街は無い。」と言って、街に消えて行きました。その後、ツイッターに、大山さんは面白い写真をたくさん載せておられました。
僕も、最初、浦和は何もない街だと思っていたのですが、今にして思えば、やはり何も無い街は無いということですね。どこの街もそうですが、自治体と住民のどちらかがバカになって、どちらかがフォローすることがうまくいくと、両方の車輪が回りだして、街が動くのだと思います。
ソーシャルメディアで大切なことのまとめに入りますが、いろいろ話をしましたが、大事なのは、一歩踏み出す、耳を傾ける、変化に気づく、後は、ギブアンドギブ、継続する、そういうことです。
ツイッターの作法
さた、参考に紹介しますが、これは、東急ハンズの方のツイッター作法ですが、
・出来る限り決まった時間にお決まりのツイートをする。
・出来る限り、返信する。
・ハンズというキーワードを検索し、面白いものには返信する。
・ツイートの内容を
・相手に合わせ、会話の内容を壊さないようにする。
・自分ではわからな場合は、必ず担当者や最寄りの店舗を紹介する。
・写真を添付するなど、リアル感のあるツイートをする。
・自分のキャラを無理に隠さず、自然態で。
次に、はるかぜちゃんという子役の女の子がお母さんと約束したものですが、大人にも参考になりますので、ご紹介します。
・学校の友達の名前を出さない。
・気持ちを込めてついる。
・なるべくいろんな話をする。
・人の悪口は言わない。
・絶対にネットで怒ったり、イライラしない。
・たくさんの人達が読んでくれていることを忘れない。
・なるべく、自分に批判的な意見はリツイートする。
これは、僕はしなくて良いとおもいますが。
・いつも楽しく。
・早く寝る。
大切なこと
最後にもう一度、繰り返します。
・マキコムだけじゃなくマキコマれろ。
・会話に参加する。耳を傾ける。
・バカがいたらフォローしろ。
・そして、コツコツ継続。ギブアンドギブ。一歩踏み出す。
ぜひ、ご自分でやってみてください。
今日は、どうも、ありがとうございました。
質疑応答
Q1. ストックとフローの話がありましたが、団体のホームページの更新がなかなか難しかったりしますが、それはどうお考えですか。
A1. カチッとしたものとして、団体のHPは必要で、それはなきゃいけないものです。
ただ、更新が大変なので、その部分をブログでやれば良いと思います。ブログをサイトの一部分とするか、もしくは、完全にCMS(Content Management System)として使ってしまって、HP全体をフレキシブルに更新できるような形にするかのどちらかだと思います。
ブログに、検索エンジンから誘導すると良いと思います。
Q1. 去年に、県か市でブロガーの方に、富山県内を回ってもらってブログに書いてもらうという事業があったようですが、ヤラセという問題もありますが、そういう倫理的な問題はどうなっているのか。
A1. ステルスマーケティングということが問題になっていますが、僕の場合は、お金を貰って書く記事広告の場合は、最初に「記事広告」「PR」という文字などを入れることにしています。
でも、そうでない人もいます。